データ復旧を依頼する際、「どのくらいの期間がかかるのか」は気になるポイントの一つです。障害の種類やデバイスの状態によって所要時間は変わるため、具体的な流れや期間の目安を知っておくことが大切です。このコンテンツでは、データ復旧サービスの具体的な流れと、それぞれのステップにかかる時間について詳しく解説します。
データ復旧サービスの流れ
1. サービスの申し込み
まず、ウェブサイトの申し込みフォームを利用して、お客様の連絡先情報や障害のあるデバイスの詳細、復旧を希望するデータの種類などを入力します。暗号化されたPCやスマートフォンの場合は、パスコードやPINコードの提供が必要です。
2. メディアの送付または持ち込み
障害が発生したデバイスは、データ復旧センターに持ち込むか、指定された住所に郵送します。持ち込みの場合は事前予約が必要なケースが多く、郵送の場合は輸送中の安全を確保するために適切な梱包が求められます。
3. 初期診断・調査と見積もり
デバイスが到着次第、専門設備を使用して初期診断が行われます。データ復旧の専門エンジニアが「初期診断」を無料で実施します。緊急対応が必要な場合は「特急サービス」を用意しているサービスであれば、迅速な報告を受けることができます。この場合、お預かりから1時間以内にお見積りを提示することが可能です。この診断では、データ復旧の可否、必要な作業範囲、作業にかかる費用が評価され、見積もりが提示されます。この段階で、お客様は正式に復旧作業を依頼するかどうかを判断します。
4. データ復旧作業
正式依頼後、専門技術者が復旧作業を開始します。この作業には、最新技術の活用や必要に応じた部品交換が含まれることがあります。復旧したデータは、外付けHDDやUSBメモリなど、お客様が指定した記録媒体に保存されます。
5. データの確認と納品
復旧したデータは、お客様に返送されます。到着後、内容を確認して作業が完了となります。納品後は、一定期間内にデータ内容を確認することが推奨されます。多くのデータ復旧サービスでは、復旧データを約2週間程度保管しています。
所要時間と緊急対応
各工程の所要時間は、デバイスの障害の種類、状態、復旧作業の複雑さにより異なります。初期診断から復旧作業の完了まで、通常数日から数週間がかかることが一般的です。ただし、緊急対応が必要な場合には、迅速対応サービスが利用できる場合もあります。
復旧期間に影響する要因
障害の種類
論理障害
ソフトウェア関連の問題が主で、比較的早く解決できます。
物理障害
ハードウェアの修理や部品交換が必要な場合、復旧期間が長引くことがあります。
デバイスの種類
ハードディスク、SSD、SDカード、スマートフォンなど、メディアの特性によって作業の複雑さが異なります。
データ量
復旧するデータが多い場合、作業時間が増加します。
部品調達の必要性
特殊な部品が必要な場合、その入手状況が影響します。
緊急対応の利用
特急診断や迅速復旧サービスを利用すれば、期間を短縮できます。
復旧期間を短縮するためにできること
- 記憶媒体の状態を維持する:障害が発生したデバイスの電源を切り、状態を悪化させないようにしてください。
- 事前情報の共有:必要なデータ範囲や優先度を明確に伝えることで、復旧作業が効率化されます。
- 輸送時の注意:適切に梱包し、記憶媒体(外付けHDD、PC(内蔵HDD/SSD)、SDカード、スマートフォン等)が損傷しないようにしてください。